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神社へ行く時間帯

神社を訪れる時間帯、いつ頃がいいと思いますか?

観光スポットになっている有名な神社では、日中は多くの人でにぎわっています。もちろん、それも神社の一つの姿です。
けれど、もし神聖な空気を味わいたいと思うなら、早朝の参拝をおすすめします。

朝の神社は、空気が澄み、森や木々の香りがほんのりと漂います。鳥のさえずりだけが静かに響く空間は、まるで世界が清められているような感覚をもたらします。そんな場所に身を置くと、自然と心が整うのを感じることでしょう。

一方、夕方の参拝は避けるべきだとされることが多いのも事実です。日が沈むと、神様の気配が遠のき、あちら側の世界との境界が近づく――そんな風にも言われます。暗くなった神社に一人で立つと、不思議と背筋が伸びたり、なんとなく早く帰りたくなったりする、そんな体験をしたことのある方もいるかもしれません。

なお、時間帯の話からそれますが、ご祈祷を受けて本殿の中に入る機会があれば、ぜひ体験してみてください。
同じ神社でも、扉の内側に足を踏み入れると、空気が一変し、神さまと真正面から向き合っているような感覚が訪れます。
お賽銭箱の前で手を合わせるのは、家で言えば玄関の外から「ちわっす!」と挨拶するようなもの。本殿に入るのとは、やはり意味合いが異なります。

神社は誰にでも開かれた場所です。
でも訪れる時間や場所によって、その受け取るものが少しずつ変わってくるような気がします。

早朝の箱根神社の狛犬さん

早朝の箱根神社へ向かう階段

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