※このブログは外国人向けの面がありますので、このブログもそんな感じです
最近、観光地の神社ではたくさんの外国人の方を見かけるようになりました。
けれど、参拝はせずに、日本人のやり方をただ見ていたり、スマホで写真だけ撮って終わってしまう人が多いのが少しもったいなく感じています。
もし、「自分は別の宗教を信じているから、参拝してもいいのかわからない」と思っているのなら、どうか安心してください。まったく問題ありません。
神道は、何かを否定したり、排除したりする宗教ではありません。
日本の神様は「八百万(やおよろず)」といって、とてもたくさんいて、すべてのものに神が宿ると考えられています。
だから、キリスト教の方でも、イスラム教の方でも、仏教の方でも、もちろん信仰を持たない方でも、誰でも神様に挨拶してよいし、歓迎されています。
むしろ、日本人の多くは、せっかく来てくれたなら、ぜひ神様にご挨拶してほしいと思っています。
「ちゃんと参拝すればいいのに」と思っている人も多いくらいです。
参拝は難しくありません。
パン!パン!としっかり二拍手を打ってから、深く息を吸って、静かに目を閉じてみてください。
心の中で、「どこから来たのか」「名前」などを名乗ってもいいですし、余裕があれば「はらえたまえ、きよめたまえ」と唱えても。
わからなければ、ただ手を合わせて、静かに神様の気配を感じてみてください。
神社は、すべての人にひらかれた場所です。
どうか遠慮せずに、あなた自身の気持ちで参拝してみてください。
写真だけでは味わえない、特別な時間になると思います。

うちのボスにちゃんと挨拶してください…と狛犬さんが言ってます